野鳥・自然
2022年5月 1日 (日)
2017年10月22日 (日)
分類が大きく変わった
2012年に日本鳥学会から日本鳥類目録改訂第7版が発行された。目録7版は,これまでと分類が大きく変わった。それを5年間知らなかったのである。ただ,分類は固定的なものではなくて,今現在も研究が続いているため,今後も見直しが図られ続けるものらしい。
2013年1月10日 (木)
氷点下10度のガンカモ調査
本日は宮城県下一斉ガンカモ調査。
伊豆沼周辺の最低気温は氷点下12度(だったらしい)。調査開始時は氷点下10度,終了時は氷点下3度。数字だけ見ると凍えそうになるが,今回は「重ね着」を実験してみたので,思いの外凍えずにすんだ。
コーディネートは以下の通り。
【ハット・グローブ】
・GTホーキンス シェニールニットワッチ
・ユニクロ ファンクショナルグローブ
冬の朝は必需品。
【トップス】
・ユニクロ ヒートテッククルーネックT
・ユニクロ ソフトタッチタートルネックT
・ノースフェイス アコンカグアベスト
・モンベル シャミースライニングジャケット
・ノースフェイス スクープジャケット
最初の30分はまったく寒さを感じなかったが,どんどん腕が冷えてくる。光電子®ダウンがあるとないのとでは,大きな違いがあった。ヒートテック→ダウン→フリースという順番を試したが,ダウンとフリースを逆にしたほうがよかったか。
光電子®ダウンの「ぬくぬく感」を感じたいのでフリースの下に着てみたが……。
【ボトムス】
・ヒートテックタイツ
・モンベル シャミースパンツ
・X-united ブレーカーパンツ
【シューズ】
・ヒートテック カノコソックス
・ノースフェイス ヌプシ ブーティー WPII
下半身の防寒はほぼ完璧で,足のつま先以外は寒さをまったく感じなかった。
余談だが,戸外から暖かい部屋や車に戻ったときは,すぐに上着を脱ぐようにした方がいいそうだ。しっかりと冷気をため込んだ上着は,室内や車内で着続けると体温をどんどん奪うとのこと。そう言えば……心当たりがある……。
2013年1月 1日 (火)
初日の出 2013
新年あけましておめでとうございます。
元日の天気予報が良かったので,久しぶりに雁の飛び立ち&日の出を伊豆沼へ見に行った。数年前までは毎年のように行っており,伊豆沼の土手は車や人でいっぱいだったイメージがあるのだが,今朝は自分の車を含めて4台と5名。獅子鼻や蕪栗のほうが人気なのだろうか。あまりに少なく,拍子抜けしてしまった。
さて,雁の飛び立ちは大きく2回。6時35分と7時05分だった。
北上山地を太陽が昇り始めたのは7時過ぎ。色はイマイチだったが,冷え切った身体を光が徐々に暖めてくれるあの感覚が懐かしかった。
写真はiPhone 5で撮影後,Adobe Photoshop Elements 7.0で修正
2012年2月19日 (日)
同定依頼 2種
野鳥の同定依頼がきた。みなさんはどう判断されるだろうか。
自分は腹の部分が黒いキセキレイを見たことがない。頭から背中にかけての色は,キセキレイだと思う。足も黒くない。黄色い羽がすり切れたり,下地の羽と混ざった場合,写真のように見えないか資料を探したのだが分からなかった。。
キセキレイだったら鳴き声は「チチン,チチン」「チチチッ,チチチッ」。マミジロツメナガセキレイの鳴き声は「チチチッ,ジッジッ,チチチチ」。この時期だと「チチン,チチン」と聞こえればキセキレイだと思うのだが・・・。
今回は自信がなかったが,自分だったらフィールドノートに「キセキレイ」と書くだろう。
残念ながら,これは明らかに「シナガチョウ」。サカツラガンを改良して家禽化したものである。
雁の家禽化は,古代エジプトにおいてすでに記録があり,ニワトリと並んで歴史があるらしい。最近はめっきりフィールドに出る機会が減ったが,同定依頼が来ると個体をじっくり観察することができて楽しい。ネト充よりリア充でいたいとは思うのだが・・・。
*撮影 シニア自然大学校 鳥井氏(2枚とも)*
2012年2月 3日 (金)
2011年12月11日 (日)
2011年9月17日 (土)
初雁を予想してみた
ガン類の2011-12年シーズンがもうすぐやってくる。過去9年の初雁(ガン類の初認日)は以下の通り。
・2010年9月24日(曇り)
・2009年9月18日(晴れ)
・2008年9月21日(曇り)
・2007年9月20日(晴れ)
・2006年9月21日(晴れ)
・2005年9月22日(曇り)
・2004年9月15日(晴れ)
・2003年9月20日(曇りのち雨)
・2002年9月15日(曇り)
初雁を記録して今年で10年。雨の日に初雁がやってきた例は2003年だけである。ただ,この年は前日が晴れであった。今年はどうだろう。
まず,明日(18日)はないような気がする。たぶん。
天気予報によると,台風16号の影響で宮城県の天気は22日(木)まで雨。23日(金)に回復して24日(土)は晴れそうである。ということは,今月2回目の三連休が期待できそうである。
ずばり!今シーズンの初雁(伊豆沼)は,ちょいと遅めの,9月24日(土)ということで,みなさんいかがでしょうか。。。
2011年6月 5日 (日)
鳥って鳥目?
朝飯前。声高らかに鳴いているホトトギスの声に耳を傾け、これから晴れて暑くなるらしい曇り空を見上げ、庭のシャクヤクを目を細めて眺める。今鳴いているホトトギスは昨夜鳴いていた個体と同じだろうか。だとしたら徹夜だ。
最近こそ仕事の疲れがたまって起きられないが、休日の朝飯前といったら鳥見だった。太陽が出る前に家を出て缶コーヒーを買い、暗闇を動き始めているカラスを見ながら「鳥目ってうそだよな」と思ったものだ。しかし、昼行性の鳥が日の出前の(人間にとって)真っ暗な中を飛べるのはなぜなのか、未だに分からない。
猛禽類のように、網膜の視覚細胞が非常に発達している種類がいるのは分かる。しかし、だからといってそれが夜に空を飛べる直接の理由とは思えない。
鳥の目には、「油球」というフィルターの役目をする組織があり、3原色+透明という4種の組み合わせで物を見るらしい。だから、半透明の黄色いゴミ袋をカラスが見ると、真っ黄色で中身が見えなくなるとのこと。知ったときは大きな驚きだったが、これだって夜目がきく理由にはならない。
カモ科のうち、ハクチョウやガンは昼行性。カモは夜行性だ。しかし、夜に飛ぶハクチョウの声は何度も聞いてるし、昼に採餌するカモもいっぱいいる。小学生の質問で答えに困るのが「カラスはなぜ黒いの?」であるが、「鳥はなぜ夜も飛べるの?」という質問の答えも、未だに探している状態である。
2011年5月 6日 (金)
久しぶりの同定依頼
メインサイト「野鳥と教育~鳥を学ぼう~」を見た方から,「教えてください」と野鳥の同定依頼メールがきた。まずは,サイトを見てくださったことに感謝したい。撮影はNPOシニア自然大学校 鳥井浩正氏。私は『エゾムシクイ』だと思ったのだが・・・。
姿形から,ウグイス科の鳥であることが分かる。また,写っている生息環境から,センニュウ類やヨシキリ類ではない。ということは,ムシクイ類ということになるので消去法で同定してみた。
・キマユムシクイは翼帯が2本あるが,この個体にはない。
・カラフトムシクイは頭央線があるが,この個体にはない。
・センダイムシクイは緑色みが強いが,この個体は暗褐色。
残った候補は,エゾムシクイとメボソムシクイ。上面は褐色味が強く,下面に黄色みがなく,翼帯も目立たず,さらに,眉斑の後部が太いので,エゾムシクイだと思われる。
と返答をしたのだが,ムシクイ類に詳しい方,いかがでしょうか。。。
より以前の記事一覧
- マガンの北帰行 2011.02.26
- 2日間の積雪で 2010.12.26
- 氷点下2度 2010.12.16
- 東北新幹線全線開通 2010.12.08
- 七ヶ宿湖 大噴水 2010.10.20
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- 初雁情報 2010.09.24
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